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ロリータファッション

日本で生まれたファッションの一種に、「ロリータファッション」があります。
ここでは、そんな「ロリータファッション」についての、歴史・特徴・支持層などについてをまとめてみました。
 
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【ロリータファッションの歴史】
実はロリータファッションは、日本で生まれた独特のスタイルであることを御存知でしたか?
 
80年代半ば頃、かつてのDCブランドブームの時代の、「ピンク・ハウス」、「Atsuki Onishi」、「Hiromichi Nakano」など、カラフルで可愛いテイストのスタイルが、ルーツと言えるそうで、それに影響を受けていることは間違いないみたいです。
(※ DCブランドとは、デザイナーや、キャラクター・ブランドの略で、大手のアパレルメーカーでは作れないような、デザイナーの個性が全面に出た商品を、企画生産販売する事業のことです。)
すでに80年代後半では、そういった可愛らしい洋服に身を包み、じゃらじゃらしたアクセサリーをたくさん付けた、いわゆるロリータファッション的なスタイルの女の子達が、街でよく見かけられました。
そして、一般に広く知られるようになったのは、1944年から2000年の間にかけてのことで、2000年前後には、大ブームとなりました。
 
ブランドで歴史を語るとすれば、ロマンティックで可愛いアイテムを取り揃えたブランド「MILK」から、独立したデザイナーが作ったブランド「Jane Marple」や「Emily Temple Cute」が、現在のロリータファッションに近いスタイルを打ち出し、続いて88年代に誕生した「BABY,THE STARS SHINE BRIGHT」や「ハートE」、93年に誕生した「メタモルフォーゼ・タン・ドゥ・フィーユ」などが、現在のロリータファッションスタイルブランドを確立したと言われているそうです。
 
【ロリータファッションの特徴】
〔スカート〕
ジャンバースカートがまず基本の1枚となり、そこへ、丸襟ブラウスをあわせるのが、定番のコーディネートです。
また、ジャンバースカートのほかにも、ロリータファッションでは、バッスルスカート、ギャザースカート、フレアスカートなどが用いらます。
それらのスカートを穿く場合には、ボリュームを出すために、スカートの下にパニエを着用します。
そして、さらにパニエによって膨らんだスカートから、下着が見えるのを防ぐために、ドロワーズを穿くようにします。
これらのスカートの丈は、とにかく可愛らしさを出すために、ひざ辺りの長さがほとんどですが、中には、エレガントで大人びたイメージを出すために、ロングスカートが用いられる場合もあります。
〔靴下〕
主に、フリルやレース付きの長いハイソックス、オーバーニーソックス、アンクルソックス、タイツを履きます。
カラーは白、黒、横縞などの柄、アーガイルチェックなどの格子模様が定番です。
〔靴〕
おでこ靴、ストラップシューズが基本となり、ウッドソールの厚底靴、バレリーナシューズ、レースアップブーツなどを履くことも多いです。
カラーは黒、ブラウン、赤、ピンク、白、水色といったものが大半をしめます。
〔髪型〕
ストレートヘアーの姫カット、縦ロールの巻き髪、緩いウェービーヘア。
前髪は、パッツンor横わけor額を出す・・・いずれか。
〔髪飾り〕
大きなリボンのついたカチューシャやコーム、ヘッドドレス、ボンネット、ミニハット、ティアラなど。
 
上記のようなスタイルをロリータファッションと呼びますが、現在では、着用する個人の嗜好に伴い、より細かく分化され、種類が拡散しています。
 
一部紹介しますと・・・、
 
≪甘ロリ (Sweet Lolita) ≫
甘い雰囲気のロリータファッション。ロリータファッションの大半のスタイル。
ブランドでは、「Angelice Pretty」、「BABY,THE STARS SHINE BRIGHT」、「metamorphose temps de fille」など。
徹底的にこのスタイルで決めることを、コテコテのロリータという意味で”コテロリ”と呼ぶことも・・・。
 
≪白ロリ / 黒ロリ / ピンクロリ / サックスロリ ≫
甘ロリの分類語。
その時に応じたファッションの基調色に分け、着る服の色目によって分類されるスタイル。
 
≪姫ロリ / 王子ロリ(Princess Lolita & Prince Lolita) ≫
● 姫ロリ --- 甘ロリとほぼ同じスタイル。
相違点は、薔薇が主な図柄で使われているということ。
中世風や王朝風のドレスファッションで、ワンピースを着用する場合が多く、頭には王冠やティアラを付ける。
● 王子ロリ --- ボーイッシュに作られたロリータファッション。
男性というよりも、少年を意識したデザインのスタイル。
ミニハットやシルクハットを頭に被り、裾の膨らんだ別珍のズボンに、細身のタキシードなどと、紳士的な装い。
代表ブランドは「MIHO MATSUDA」など。
 
≪クラシカル系ロリータ(Classical Lolita) ≫
甘ロリよりも落ち着いた雰囲気のファッション。
シンプルなロリータファッション。
フリルやレースは控えめで、スカートもひざ下くらい。
代表ブランドは「Victorian Maiden」、「Juliette et Justine」、「Mary Magdalene」、「Innocent World」など。
”エレガントロリータ”と呼ばれることも・・・。
 
≪パンクロリータ(Punk Lolita)≫
元祖ロリータスタイルのひとつで、パンクファッションを取り入れたロリータスタイル。
チェーン、安全ピン、ネクタイ、スカルなどをアクセサリーとして使用。
ミニスカートや囚人服のような横縞模様などが多い。
ロリパン、パンクロリと呼ばれることも・・・。
代表ブランドは「PEACE NOW」「MILK」など。
 
・・・以上を紹介しましたが、まだまだロリータと呼ばれる種類のスタイルが存在するそうです。
 
【ロリータファッションの支持層】
やはり若い女性、20代のヤング層に圧倒的な支持があります。
また、ロリータファッションは、けっしてコスプレというわけではありませんが、コスプレ要素が強いため、近年では、アニメやビデオゲームの声優ファンからも、支持されています。