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カジュアルファッション
「カジュアルファッション」というと、国や地域によって、いろいろな呼び方があると思います。
たとえば、アメリカ合衆国が、普遍的にもつ合理主義により、大量生産を前提とした衣服など、スポーツウェアやワークウェアなどの、ラフで機能性の高い衣服によって構成される、”アメリカンカジュアル”。
日本では、白のTシャツやポロシャツ、ストライプシャツにインポートもののストレートジーンズ、紺のブレザー、ヴィトンのバッグに、足元はモカシンというシンプルなファッションを、”渋カジ(渋谷カジュアル、渋いカジュアル)”・・・なんて一時期、呼ぶこともありました。
また、世代やニーズなどによっても、カジュアルファッションは分類されるのはないでしょうか!?
それは、”アダルド・カジュアル”、”ヤング・カジュアル”、”メンズ・カジュアル”、”レディス・カジュアル”、”カジュアル・キッズ”・・・などと言ったりすることがそうですよね。
故に、カジュアルファッションというと、さまざまな種類、分類があると思いますので、ここでは、”渋カジ”についての歴史や、特徴、支持層などについて、詳細をまとめてみることにしました。
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【渋カジファッションの歴史】
バブル期の頂点といわれる1988年頃から、一世を風靡したDCブランドや、ボディコンがもてはやされていた反動から、シンプルなファッションスタイルが広まるようになったと言われています。
(※ DCブランドとは、デザイナーや、キャラクター・ブランドの略で、大手のアパレルメーカーでは作れないような、デザイナーの個性が全面に出た商品を、企画生産販売する事業のことです。)
そして、そんなシンプルなファッションは、発信源が、渋谷区、港区、世田谷区などの私立男子高校生だったことから、渋カジ(渋谷カジュアル、渋いカジュアルという説もあり)と呼ばれるようになったそうです。
彼らの親は、社会的にも経済的にも恵まれた世代で、アイビー・ルックなどに親しんできた世代です。
ですから、当然のように、その子供達は、親のファッションセンスを受け継ぎ、ジーンズや紺のブレザーなどを普通に着こなすのは、自然なことであったんでしょう。
こうした私服で、渋谷や六本木で遊ぶ男子高校生の姿が、いつしかメディアに取り上げられ、全国的に広まっていったというわけです。
こうした私服で、渋谷や六本木で遊ぶ男子高校生の姿が、いつしかメディアに取り上げられ、全国的に広まっていったというわけです。
【渋カジファッションの特徴&フレンチカジュアルの特徴】
渋カジは、「シンプルで飽きがこない定番アイテムを品良く着こなす」というのが、基本のコンセプトだったようです。
初期の渋カジは、ストライプシャツにジーンズ、ヴィトンやシャネルなど、ヨーロッパブランドを持つスタイルであったそうですが、大衆化していくにつれ、インディアン風アイテム(エスニック)が加わったこともあったようです。
最盛期の渋カジは、ネイビーブレザーにポロシャツ、ストレートジーンズをはき、靴はローファーやショートブーツ。
ジャケットとシャツは、ラルフローレン、ジーンズはリーバイス、バックはヴィトンなど、強いブランド志向が特徴となりました。
それから、ちょっと渋カジと共通の基本姿勢であった、フレンチカジュアルを、少しだけここで紹介します。
フレンチカジュアルは、1992~94年頃流行しました。
渋カジとの最大の共通点が、「シンプルなものを品良く着こなす」というフレンチカジュアルは、渋カジのブランド志向に対し、低価格ブランドにシフトしたファッションです。
通称フレカジの特徴は、黒、グレー、デニムのベーシックなアイテムを組み合わせるシックなコーディネートでした。
よく着られたアイテムとしては、黒のVネックカットソー、ボーダーTシャツ、カーディガン、白やグレーのジーンズ、ミニフレアパンツ、ラップミニスカート、黒や紺のワンピースなどがあげられます。
また、白のくしゅくしゅソックスをはくのが基本スタイルで、髪はバレッタなどでまとめ、シルバーアクセサリー、ナップザックを加え、さわやかにまとめるのが主流でした。
【渋カジの支持層】
渋谷区、港区、世田谷区など、山の手の学校に通う高校・大学生から発生したファッションであり、シンプルで飽きがこない定番アイテムを、品良く着こなしていたことから、当初は、俗に言う、団魂ジュニアに強く支持されていたそうです。
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カジュアルファッションは、現在では、幅広い年代に、男女問わず支持されているのではないでしょうか。
週末や休日のスタイルであったり、普段の私生活でしているファッションが、カジュアルファッションそのものなのかもしれません。
そしてそれはまた、最新・流行の映画や、テレビドラマなど、メディアの影響が顕著になっているかもしれませんね。